筋肉の異常で起きる皮膚病を皮膚科に相談

筋肉の異常が原因で皮膚症状を伴う病気に皮膚筋炎があります。この皮膚病は、全身の皮膚や筋肉、関節などに炎症が起きる膠原病の仲間で、自己免疫機能の異変により発症すると考えられています。

主な症状として、筋肉に力が入りにくくなったり、疲れやすくなったり、痛みが出たりします。初期症状としてよく見られるのが、朝起きたとき体を起こしづらくなる症状で、筋力の低下はしだいに進行していきます。

このほか「ヘリオトロープ疹」や「ゴットロン徴候」と呼ばれる皮膚症状が見られます。手や指の関節の皮膚が赤く盛り上がりガサガサになるなどします。このほか全身の症状として倦怠感や疲労感、食欲不振、まれに発熱などの症状が現れることがあります。

皮膚

発症率は年間100万人あたり2~10人という稀な病気で、女性の発症割合が高いことが特徴です。直接的な遺伝の影響は少ないと考えられています。

皮膚科での治療方法は薬物療法が中心で、ステロイドによる治療が主流となります。皮膚科医の指導に基づく適切な治療、ケアが必要です。